短気で気分屋なワタシのパートナーシップ論。

2021-08-10

達成感を感じるには自分への信頼が鍵

皆さんは日々、達成感を感じることは多いですか?

苦手だと感じているジャンルだと、ついつい後悔してしまったり、自信喪失してしまったり。
どうしたらよかったんだろう?と落ち込んでしまうことってありますよね。

そんなときは、真夏の草むしりを思い出してみてください。



達成感の無さから自己否定に


「仕事でどんなに頑張っても、達成感を感じられなくて…。今日はこれが出来なかったし、昨日はあれがイマイチだったし。なんだかいつも後悔ばかりしてしまう😓」

「もし学生時代に戻れたら、やり直したいことばっかりだよ。もっと頑張って友達いっぱい作っておくべきだったな〜とか、もっと女の子らしくなれるよう努力すべきだったな〜とか。今となっては願っても手に入らないものばかりで…😢」

「子どもが生まれてからは、子どもの世話と家事で毎日があっという間!今日こそは、これとこれもやりたかったのに、また出来ずじまい…💧ちゃんと働きながら両立してるママ友もいるのに、私は出来なさすぎて嫌になる〜〜😭」



私たちは日々いろんな行動を取りますが、なかなか満足のいく結果につながらないことが多いものです。


・頑張ってるのに、「頑張った!」感がない。
・どんなに頑張っても、100点満点を出せない。
・あの時もっと頑張っていたら…と過去の自分を責めたくなる。
・なんで他の人みたいにもっとうまくできないんだろうと落ち込む。
・自分が努力しても、なぜか周りが邪魔をしてきて、いつも台無しにされる。
・私って「できない人間」なんだと感じる。
・私はいつになったら、みんなのように一人前になれるの?


ついついこういう風に、自分にダメ出してしまいますよね。

「あるある…」と思われた方、まず、あなたはとってもポジティブです。


達成感を感じられない人はポジティブさん


上に挙げた例で説明すると、まず、どれも100点を目指そうとしているのは分かりますか?

これができたら合格!
これができたら100点!
これができたら一人前!

と、自分の中に描いている100点満点があって、そこを目指そうとしているんですね。

こういう高みを目指そうとする姿勢、とても素敵です。
そもそもこう思わなければ、成長するものも成長しませんよね?

なのでまずは「そっか〜私ポジティブなんだな〜」と諦めてあげてください(*^^*)


ただ、その自分の中に描いている100点を強く意識するあまり、そこに到達していない今の自分にガッカリしてしまいます。

一度までならず、何度もガッカリ…
下手すると何年間も合格ラインに達せないまま…

私ってこんなにできない人間なんだ…(´;ω;`)

なんでもっとちゃんとできないの…(´;ω;`)

ずっとこんなに努力してるのに、もっともっと頑張らないといけないの…?(´;ω;`)


そもそも100点とは?


自分の中に描いている100点、皆さんはどうやって設定しているか意識したことはありますか?

・あの人ができてるから、私もこのぐらいできなきゃいけないと思うの。
・常識的に考えて、本来こうあるべきだし。
・大人なんだから普通にこのぐらいできて当然。
・とにかくできていないの!できるようにならないといけないの!

こんな思いが、知らず知らずのうちに、自分の中にありませんか?

私たちは生きてきた過程で、「自分なりの100点」を作ってしまうんですね。
そして「これこそが100点」と、選択肢を1つしか持ち合わせていないことが多いんです。

こういう考えを持ってしまうことを「正解主義」と言います。



正解主義


私たちは幼い頃から学校で「正解はどれか?」と、常に正しい解を見つけるよう訓練されてきました。
どんなに自分なりに頑張ったとしても、そこに絶対的な点数をつけられてしまうんですね。

何が正解なのか?
合格点まで何が足らないのか?
ダメな原因は何だったのか?
正解にたどり着くためにどうすべきか?

学校でずっとこんなふうに教わるので、当然のことながら、大人になっても同じように考える癖がついてしまいます。
自分たちの生き方には正解があり、合格点があると思い込んでしまいます。

この思いが、あなたの頑張る糧になっているのなら問題ありません。
でももし、あなたの足枷になっているのであれば、ちょっと違う意識を持ってみませんか?


100点って実は変動値


皆さんは幼少期、学校のグラウンドの草むしりをしたことはありますか?
または住んでいる地域の活動で、公園の草むしりに参加されたことはありますか?
自宅の庭の草むしり作業を手伝ったことはありますか?



除草作業。
できればやりたくないんですね。
でもやらないと大変なことになるんですね。
梅雨時から夏場なんて、ちょっと放っておくとすごい勢いで伸びます( ;∀;)

ちなみに除草作業って、何がどうなったら100点だと思いますか?

・エリア内全ての雑草を手作業で抜けたらクリア
・小さな雑草はいいから、草丈の高い目立つ雑草を草刈機で刈ればOK
・広すぎて1回じゃ無理だから、とりあえず今日は半分だけ雑草を抜けば良い
などなど。


でも雑草が生えてる範囲、雑草の種類だけじゃ決められないですよね?

前日雨が降ってるかどうかで、土のコンディションが変わってきます。
土がある程度柔らかければ、雑草の根っこごと抜きやすいんです。
でも何日も雨が降っていなければ、土が固く、雑草の茎のとこでブチっと千切れてしまい、根っこが土壌中に残ってしまいます。

参加メンバーも毎回変わりますよね。
メンバーが多いと作業も捗りますが、真面目に作業をしない人が多いと、あんまり意味がありません。
残念ながら自分ひとりで黙々と頑張っても、全体の作業効率にはあまり影響が無いものです。

作業する日の気温はどうでしょう?
早朝の作業とはいえ、最近の夏場の朝の気温はものすごく高いです。
長時間作業したいと思っても、命には代えられません。
下手すると予定よりもたくさん繰り下がって、30分しか作業をさせてもらえないかもしれません。

除草作業に使う道具も大切です。
大きな鎌や小さな鎌。竹ぼうきがあると集めやすいですね。
でも使ってる途中で壊れてしまうこと、よくありませんか?
手袋やグローブも、作業の途中からボロボロになってしまったり。
なかなか毎回思わぬハプニングがありますよね。



どんなに「このぐらい除草作業ができたら100点!」と目標を立てたとしても、その日その日でコンディションって変わってきちゃうんです。

たとえば、上に挙げた条件も全て問題なし。
今日は絶対に除草作業を邪魔する要因は無い!!!
と思っても、雑草抜くときに根っこの途中でブチィィッと千切れたら、どうしようもないでしょう?笑
土の状態がどんなに良くても、雑草の根っこの耐久性なんて分かりませんよね(´Д⊂


でも今日、私は限られた時間で、できる限りの雑草は抜いたよね。
みんなより範囲は狭いかもしれないけど、抜いた抜いた。
手袋忘れてきちゃったけど、素手の割によく頑張ったよね。
やりたくない作業だったけど、ちょっとでも参加した私って偉いよね。
暑くて頭がクラクラしてきた。今日はもう切り上げて、先に帰ろうかな。


正解を求めるのではなく、ベストを尽くす


周りの環境・条件。
気温や気候。
相手の状態。
自分の体調やモチベーション。
予想外のトラブル。

いろんな要因が作用してますし、私たちにはどうしようもできないことがいっぱい絡み合っています。

そんな中でもこれだけは出来たよね?これだけ頑張ったよね?と、自分がとれた行動に目を向けてみませんか?

些細なことでも構いません。
人と比べてとても小さなことでも大丈夫です。

それが今のあなたのベストです。


「今日一日、私ができたこと」を毎日見つけてあげてください。

一か月後、その時の私と今の私を比べてみましょう。
半年後、ずいぶんと自信がついたんじゃないでしょうか?
一年後、もう100点じゃなくても気にならなくなってるかもしれません。

自分は何ができたのか?
以前と比べて何ができるようになったのか?

そうやって他人とではなく、過去の自分と比べてみましょう。


自信というのは、自分に対する信頼です。
自分自身を信頼できるようになると、その行動結果も信頼できるようになります。
それはたとえどんな結果でも、達成感を感じられることにつながります。

まず今日は、「これが私のベストなんだなあ」と、是非自分自身を褒めてあげてくださいね。


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