こんにちは!
心理カウンセラーの徳永麻由子です。
最近、私の周りでは鼻風邪をひく人や、乾燥で喉を痛めている人が増えてきました。
東洋医学では、秋は「肺に用心しようね」とよく言われます。
乾燥や気温の変化で、鼻〜呼吸器系、皮膚が敏感になり、調子を崩しやすくなるためです。
もともと喘息持ちの人や、呼吸器疾患を持っている人はもちろん要注意の季節ですが、普段健康な人もちょっと気をつけたい季節です。
夏の暑さや冷房でダメージを負った身体が、秋になるとグッと弱る傾向にあるからです。
そんな身体を労わるために、「食養」という考え方があります。
秋は喉や肺を潤すために、山芋、レンコン、梨、大根、キクラゲなどを積極的に摂ると良いんです。
私は「腎」の働きが弱いので、山芋とキクラゲを年がら年中食べています(笑)
食養。食事で養生をする方法のことですね。
みなさんはこの「養生(ようじょう)」という言葉、聞いたことありますか?
簡単にいうと「自分を大切にする」という意味です。
傷や病を回復させるために、またはこれ以上悪化させないように労わることです。
いざというときに本領を発揮できるよう、エネルギー(気)を養っておくという意味も含まれます。
養生にはいろんなやり方がありますが、どれも「無理せず、長く続けること」に重きを置かれるんですね。
私も漢方を煎じ続けて5年以上経ちますが、続けることの大切さを身をもって実感しています。
(お通じ💩的な意味で!!)
そこでふと、心理学で「自分を大切にする」というと、どんな表現がしっくりくるのかな?と考えてみました。
おそらくたくさん方法はあるんですが、私にとっては、「自己受容」「自己承認」「自己肯定感」が「自分を大切にする」という表現に一番近いんじゃないかなあと思ったんですね。
今の自分の状態を受け入れ、認めること。
自分は今の自分のままでも良いんだよと自分自身に許可を出してあげること。
これだけで、どれだけ自分を大切にできていることか。
しかもこれがなんだかんだ一番難しいんじゃないかと。
たとえ自己受容や自己承認できるようになったとしても、また落ち込む波は何度となくやってくるし、自己嫌悪がゼロになることなんてないし、上がったり下がったりを繰り返すものですよね\(^o^)/
でもそれが「生きてる」ってことなんだろうなあと私は思うんですね。
環境も身体も上がったり、下がったり。
気分も浮いたり、沈んだり。
気持ちや身体の状態を常に安定させようと頑張るのではなく、どんな変化があるかを観察し、ただただそれを受け入れること。
「そっか、私は今こういう状態なんだなあ。そっかそっか。そういうこともあるよね」と認めてあげること。
そうすると、思い通りにならない出来事があっても、心は常に自由です。
東洋医学でも心理学でも、「自分を大切にする」ことに、心と身体の線引きはありません。
自分の身体を大切にすることは、自分の心を大切にすることにつながります。
自分の心を労わることは、自分の命を労わることにつながります。
自分の命や人生を、自分自身で大切にしようとする意識を持つこと。
それが私の伝えたい「自分を大切にする」ということです。
だんだんと寒くなってくるこの季節。
皆さん養生してくださいね。
自分をずっと大切にする感覚を、一緒に養っていきましょう。
今日も一日無事に生きてくれてありがとう。
おやすみなさい。
人の道に寄り添う。命の道に寄り添う。
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