短気で気分屋なワタシのパートナーシップ論。

2024-11-29

好き勝手過ごす彼氏に対して不満が言えなかったあなたの才能を読み解こう


彼と支え合っていきたかったのに、突然の彼からの別れ宣告。

今まで頑張って我慢してきた自分ってバカだったのかな。

そんなふうに思っちゃう女性のために、今日は「才能」のお話しをしたいと思います。


ちなみに私は「調子に乗る」才能もある(嬉しくない。そして定期的に痛い思いもする。)


今日は無料相談サイトココロノマルシェに寄せられたご相談への回答です。


今回のご相談内容


 ポイント 
  • 付き合って8年、同棲して4年。仕事もやり手でかっこいい彼はいわゆる、デキル彼。
  • 家のことは私ばかりで、彼が無職のときは金銭面でもサポートしてきた。
  • 好き勝手過ごす彼に対して不満が言えなかったが、あるとき私が鬱で就労できなくなり、経済的に厳しくなる。
  • 4ヶ月ぶりに再就職できたと思ったら、彼から「お金の管理が出来ない奴とはもう付き合えない」と言われた。


ご相談内容の全文はこちら▼
踏んだり蹴ったりな人生に感じて相談させて頂きます
引用元URL

はじめまして。29歳のゆうです。
結論から言うと、同棲して4年たった今、私の鬱の発症と、その為仕事が出来ない時期もあり、金銭面的なところで8年付き合った彼氏にもう無理と言われました。

お互い地元は東北で、付き合って3年目くらいに彼が関西に異動になり、ついてきて欲しいという事で私も決心し仕事を1度やめてついて行くことに。
同棲は助け合いが大事だし、協力して未来に向けて進んでくものだと思ってました。
同棲を開始して、蓋を開けてみれば家のことはほぼ全部私、でも彼は一人暮らしでしっかり家の事は本当は出来るし、仕事もやり手でかっこいい彼です。
物にも拘るしシンプルな中で自分の本当に好きなものを大切に扱う人です。
それを知ってるから自分の方ができてない事多いしな、と何も言ってませんでした。
ただ、仕事がしんどい時期もあり夜9時10時に帰ってきてからご飯の支度、家のこともろもろやり、そんな中で彼は仕事と自分の趣味や楽しい事優先。
色々重なって鬱を発症してしまいました。
関西に来て2年せずに「仕事を辞めるから」「元々こっちにずっといるつもりもなかったし」と言われ、私は「?!」でした笑
シーシャ屋をやるために仕事を辞めたと思ったらやっぱりお店を持つのは難しく、結局半年無職。その間はポーカーや麻雀、遊びを楽しんでいました。
その間、家賃を少し多く払ったり、私がヘロヘロでもご飯を作ったりと目を瞑る場面も多かったです。
宝飾店にその後彼は務め2年くらい経ちます。
海外に住みたいと言っていたり、交友関係も広く仕事終わりは早く帰ってくる日もあれば週3位は24時以降に帰ってきます。
不安、不満のひとつでもありました。

そんな中でも彼がなんだかんだ大好きで、高価なプレゼントもお金が無い中沢山贈りました。
ただ、私の何かがプツン、と切れてしまった辺りから鬱が深刻になり私も仕事を続けられないくらい追い込まれました。
見た目も前のオシャレを楽しんでいた時よりみすぼらしくなり、家賃半分を払えない迄に。
彼のためにクレジットを使って払ってたものや税金など、仕事に就けていない時もどんどん減って29歳の今、本当に経済的にもかなり厳しい状況になってしまいました。
今月10月にやっと4ヶ月ぶりに再就職しましたが、お給料もまだ先。
今月来月は家賃を払えないかもと言ったら、お金の管理出来ない奴とはもう付き合えない。12月で俺新しい家を探して出てくからあとは自分で勝手にしてくれ、と。

やっと普通の人と同じように働けるようになって数週間。
お金も貯めなきゃと思ってた矢先です。
本当に精神がすり減ります。
彼以外の理由で関西にいる理由もなく、またすぐ仕事を辞めなければいけないのか、頑張ってきてこれか、お金どうしよう、すぐ引っ越すには厳しい。
生活も、金銭面も心も、ぐちゃぐちゃです。
仕事も1ヶ月もせずに辞めるのは申し訳ないですし、自分もやっと働けるようになった。
12月に辞める方の代わりに入ったので、絶対スタッフさんにも店長にも嫌な顔をされると思います。
かと言ってこっちで家を探す選択肢がどうしてもなくて。
八方塞がり、踏んだり蹴ったりなんて馬鹿なんだろう自分ってと、29歳になってこんなことが起きるとは思ってませんでした。
彼にどう言っても自分の気持ちや状況をなかなか理解して貰えず、お前のせいで、俺はやりたいことがあるのに動けない、言いたい事はそんな感じでした。

自分が支えてた期間があった分、少しでも融通をきかせてくれたら、、、
(あの時私がこんなにしてあげてたんだからちょっとは助けてよ!!みたいな貸しを作ってきたのにみたいなってる図も本当は嫌ですが、少しそう思ってしまう自分もいます。)

やはり、自分のやっと就いた仕事も辞めて出ていくしかできることはないでしょうか。
やはり別れるしかないのでしょうか。
毎日お金のことと、私生活の不安定さ、不穏な空気に限界も突破し本当におかしくなってしまっています。

長くてすみません。
読んでくださったら幸いです。

(ご相談者:ちゆきさん)

初めまして。
心理カウンセラーの徳永麻由子です。

ご相談者さんとしてのお名前の表記が「ちゆきさん」だったんですが、文中での自己紹介で「ゆうさん」と書かれていたので、今回はゆうさんと呼ばせてくださいね。勝手にごめんなさいね。


ゆうさんが21歳ぐらいの頃から今の彼と付き合って8年。しかもそのうち4年は彼に「ついてきてほしい」と言われて地元を離れて同棲していたわけですよね。

どんな経緯であれ、

お金の管理出来ない奴とはもう付き合えない。12月で俺新しい家を探して出てくからあとは自分で勝手にしてくれ

こんなふうに急に言われたら、落ち着いてなんていられないですよね。

落ち着けってほうが無理なんじゃないかな。

ご相談文をお寄せになって結構時間が経ってしまったと思うんですが、ゆうさん今はどうなんでしょう。住む場所を確保できてるといいな、無事に生活できてるといいなと願ってやみません。


ご相談文は「彼」「お仕事」「お金」「生活」「健康」のことなどいろんなテーマが混在してしまっていますね。


でもいちばんは、彼のことが大好きでしょうがなかった、ってことなんじゃないでしょうか。


ゆうさんのご相談文を何度も何度も読んでみて、私はこんなふうに感じました。



慣れ親しんだ地元を離れるのは相当覚悟も必要だったんじゃないかなと思います。それでも「ついてきてほしい」と彼に言われてゆうさんがついてきたのは、彼のことが大好きだったからなんじゃないでしょうか。


仕事を辞めるのも一大決心。それでも彼と共に過ごす人生を選択したのは、ほかならぬ彼だったから、ですよね。


ゆうさんが思い描いていた同棲生活や家事負担の配分が、彼と全然かみ合わなかったわけですね。そんなだと、家に帰ってきてもゆうさんは疲れがとれないでしょうに、それでも家事を頑張ってきたのは、彼を喜ばせたかったんじゃないでしょうか。


彼が職が無い間も、経済的にサポートしようと無理するほど献身的だったゆうさん。不安や不満がありつつも彼との生活を支え続けたのは、それだけ彼のことが大切だったんですよね。


ゆうさんが鬱になってしまうほどしんどかった中、それでもまた再就職しようと必死で頑張ったのは、誰のためだったんでしょうか。誰を安心させたかったんでしょうか。


自分が支えてた期間があった分、少しでも融通をきかせてくれたら、、、

あの時私がこんなにしてあげてたんだからちょっとは助けてよ!!みたいな貸しを作ってきたのにみたいなってる図も本当は嫌ですが、少しそう思ってしまう自分もいます。

こんなふうに思っちゃうのも当然です。誰だってそうです。「少し」なんてものじゃないはず。こんなに恨み節が出ちゃうぐらい、ゆうさんは無理をしてたわけですよね。何年も何年も。


ゆうさんが自分を後回しにしちゃうぐらいに。
ゆうさんの生活を彼中心にしちゃうぐらいに。

思わず反省したくなっちゃうぐらいに。
あのときの自分の選択が間違ってたのかって後悔してしまうぐらいに。


それだけゆうさんは彼のことを、いっぱいいっぱい、愛していたんじゃないでしょうか。



ここまで読まれてみてどうでしょう。

ゆうさんはどんな感じがしますか。


生活費のこと、仕事のこと、家賃や住む場所のこと、そういった目の前の現実の問題は物理的なお話しなので、私の得意分野ではないのです。ごめんなさいね。

それよりも、「ゆうさんの中のどんな心がこの状況を作り出したのか」という目には見えない視点の話をしたいなと思い、それでこんなお話から始めさせていただきました。


もし不快だったり、不要であれば、いつでもこの記事を読むのをやめてもいいですからね。

ゆうさんは「好き」「嫌い」と白黒つけるのがとても苦手な、めちゃくちゃ誠実な女性のようなので、「徳永っていうカウンセラーが書く記事は気持ち悪い!」とツバを吐きたかったらぜひその場でツバ吐きましょう。白黒つける練習だと思って思いっきり。

(その結果、スマホの液晶に自分のツバが吐き出されるだけっていうしょーもないネタを私は多用しとります)


でもですね、このご相談文の中のゆうさんは、「どうしてこんなことになっちゃったんだろう」という後悔の念と、「私の何がいけなかったんだろう」という自戒・反省でいっぱいいっぱいになっていて、世界の見え方がぎゅーーーっと狭く、冷たく、硬くなってしまっているなあという印象を受けたんです。


ゆうさん、反省をしないでください。


ゆうさんは悪くないんですよ。
彼が悪いのでもないと思うんです。

私たちはみんな同じで、辛いことやしんどいことに直面するとついつい原因探しや悪者探しをしちゃうんですね。それも悪いことではないんだけども。

そういう振り返り作業はもっと後にするもの。元気になってからにしましょう。


分かりますか、ゆうさん。

地元で就職していた仕事を辞める決意をしたのも、地元を出る決意をしたときも、彼との同棲を決めたときも、慣れない同棲生活で頑張ってきたのも、お金を切り崩して彼との生活をサポートしたときも、鬱を発症したときも、再就職を決めたのも、


ぜんぶ仕方がなかった、って分かりますか。

そうせざるを得なかったはずなんです。


それぐらい彼のことが大好きだったから。


今の状況がしんどすぎるとなかなかそうは思えないかもしれませんよね。だから、今のゆうさんが少しでもいいから落ち着けてるといいなと思うんです。


少し落ち着いて、自分の身の上話を誰かに相談できて、心の体力にちょっと余裕が戻ってきてから、こういう「彼への愛」が確かにあったよね、っていう拾う作業を私ならカウンセリングで扱っています。


だって悲しいじゃないですか。


大好きだった人への想いを、自分自身で否定(後悔)したくなっちゃうなんて。自分自身が可哀そうだと思いませんか。

今目の前にある「辛い現実」のせいで否定したくなっちゃってるだけ。そのしんどい状況が、そうさせてるだけ。確かに彼への愛があったのに、それを無かったものにしようと隠蔽工作してるだけ。

それって自分自身の本音を大切にしていないことになっちゃいますからね。だからカウンセリングでは、お客様の心の体力を見極めながら、ゆっくり時間をかけてその想いを手ですくっていきます。


もし私がゆうさんのお話しを直接伺うことがあれば、恐らく拾い上げてたであろう想いが、さきほど太文字で書いた文字たちです。もし少しでも落ち着けるようになったら、ゆうさんの中にある彼への愛を見つけてみてあげてください。


そしてもう一つ。


これはもっとゆうさんが元気になってから、私がするであろうお話しです。


ゆうさんの才能ってなんだろう、って思ったんです。

問題のあるところに必ず才能があります。
彼との一連の出来事、このしんどい状況の中、ゆうさんは”何ができなくて”苦しかったんでしょうか。


あくまで私の推測なんですけどね。

(でも私自身コンプレックスの塊なので、他人の良いところを見つけるのが大得意)



ゆうさん、ずいぶんと不自由じゃなかったですか。
彼との同棲生活、楽しい部分や幸せな部分もあったでしょうけど、だいぶその「自由さ」を彼にたくさん譲ってきてるように感じました。


彼だけでしょうか。

ゆうさんのご家族や友人たちに対してはどうですか。

ずいぶんと自由勝手な人が周りには多かったんじゃないでしょうか。


ゆうさんは「自由を与える」才能の持ち主なんじゃないかなと感じたんです。


伸び伸びとしてほしい。
自分の好きなように楽しんでほしい。
笑顔でいてほしい。
羽ばたいてほしい。
軽やかになってほしい。
縛りを解いてあげたい。
重荷をおろしてあげたい。

そう願っている人じゃないでしょうか。


ゆうさんは自分自身を苦しめてまで、誰に自由を与えてきましたか。
自由を与えることで、誰を喜ばせてきましたか。


ぜひ思い出してみてください。


気がおかしくなるぐらい苦しい問題は、そんな自分の才能に気付かせてくれるよね、というのが心の世界の見方です。性根が曲がってますよね、心理学って。でも、私はそんな見方が大好きです。

だって才能の使い方を知ることができると、人生に主体性が戻ってきますからね。自分軸ってやつです。「自分がどうやって人生を歩んでいきたいのか」がより明確になるので、ぜひゆうさんにもご自身の才能は知っておいてほしいなと思いました。


で、ゆうさんが「自由を与える」才能を持っていたとしてですね、おそらく今まではその前提に「(たとえ私が代わりにその重荷を背負ってでも)自由を与える」という公式が無意識にセットで発動してしまっているのかもしれないんです。

だからゆうさんばかりがしんどくなっちゃう、頑張らざるを得ないことになっちゃってる、っていう可能性もあるわけです。


じゃあどうすればいいの!?っていうのは、要はコントロール(使い方)のお話しですね。一瞬で時速300km以上のスピードに到達しちゃうF1カーと一緒です。使い方を習得する前に、まずは「それだけすごいレースカーだよね」っていう認識を持つこと、自覚することが一番大切。

自覚したうえで、安全な使い方を学んでいきましょう。
安全な使い方を習得できれば、ゆうさん自身が必要以上に傷つかずに、周りの人も喜ばせることができるようになります(使い方編については今回の記事では省くよ)

なので、ゆうさんはまず、そんなご自身の才能を自覚できるようになりましょう。
「そっか、私にはそんな才能があるのかもしれないなー」ぐらいの軽い意識を持つだけで十分です。ぜひ日ごろから唱えてみてくださいね。


そして、


自由を与える才能を持つ人は、不自由さの苦しみを誰よりも分かる人です。


ゆうさん、自分自身にも自由を与えてあげられてますか。

ゆうさんにとって「自由」ってどういう状態でしょうか。どんな感じがしますか。

どれだけ長い間、不自由な想いをしてきましたか。どれだけ我慢してきましたか。


(もし不自由であることに慣れすぎてしまっていると、この質問もピンとこないかもしれません)


もしですね。
ゆうさん自身がずっと「自由になりたい」と渇望していたのに、ずっと不自由な想いをしてきたとしますね。ずっと叶わなかったとします。ずっと手に入らなかったとします。


そんな「自由」を、ゆうさんから与えてもらってた周りの人たちってどれだけ喜んできたと思いますか?

どれだけ幸せだったと思いますか?


こんなことも、いつかは想像してほしいなって思いました。


普段から明るくてユーモアのある、笑顔いっぱいで、人一倍頑張り屋さんのゆうさん(これは文面からとてもよく分かります)

そんなゆうさんがどれだけ今まで周りの人たちを自由にしてきたか、苦労を分かち合ってきたか、支えてきたか、喜ばせてきたか、救ってきたか、ぜひゆうさん自身にも知っておいてほしいのです。いつかでいいから。


今回私が書いた太文字の部分だけでも繰り返し読み返していただければ、彼への愛の自覚、才能の自覚ができるようになります。ぜひそこだけでもいいので読み返してみてくださいね。


そしていつかゆうさんの才能が、健全に、平和的に開花しますように。心から祈っております。



今回の記事で何かご質問やご感想などがあれば、ぜひお送りくださいね。


徳永に相談したい!ブログに載せてもいいよ!
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他の記事も読んでみてくださいね。
>> 過去に好評だった記事はこちら


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