短気で気分屋なワタシのパートナーシップ論。

2023-01-09

自分の価値の受け取り方〜憎いあの子編〜

こんにちは!
心理カウンセラーの徳永麻由子です。

前回こちらの記事で、「自分の価値、魅力、才能を受け取るって本当に難しいよね~」というお話しをしました。


でもそもそも、自分の価値を受け取るために、自分の価値が何なのかを知る必要がありますよね。

自分の価値(いいところ)が分からない!
人から教えてもらった自分の価値がいまいちピンとこない!

って思っている人は、どうやって自分の価値を探せばいいんでしょう?


今回はそんなお話をしたいと思います。

ただ今回、 \私の性格の悪さオープン/ な記事なので、「徳永ってこんな性悪なのね」とほくそ笑みたい方だけ読んでください。

ちょっと悪口もあるので、もし気分悪くなっても責任負えないよ!





まず「嫉妬」を用意します


皆さんは、テレビやネットなどのメディアを見ていて、「このアイドルが出てる番組は絶対に見ない!」とか「この俳優さんが出るドラマなんて死んでも見ない!」とか思ったことありますか?


私は結構ありまして、最近だと、きつねダンスがダントツです。


もうね、昨年はきつかった…。
なんせ大ブームだったようであちこちで見かけるし。
テレビに出てくるたびに、即チャンネル替えてました。
音楽が耳に入ってきただけで、心を無にしたりね。
うちの旦那さんはそんな私の様子に気づかず、良かれと思ってYouTubeの公式動画を何度も私に見せてきたので、ガン無視しておきました。


なんでって、まず、ダンサーのみんながめちゃくちゃ可愛いでしょ?しかも若い子たちばかり。
ダンスもムカつくぐらい可愛いでしょ?あざとすぎる。
ポニーテールがこれまたきつねの尻尾みたいで、お尻についている尻尾とダブルでユラユラと惹きつけようとしてくるし。
何より野球選手や観客みんなが、ダンサーのみんなにデレデレしてる。
もう日本中に愛されてる感じがしてむきーーーーっ!!!

っていうのが私(40歳手前)の本音でした。


「何言ってんだこのアラフォーは」とお思いの皆さん。

私もそう思います。


皆さんはもうお分かりだと思うんですが、これ、私が彼女たちに嫉妬してるんですよね。
それも憎んじゃうぐらいの嫉妬。

私はイライラしてましたが、ちゃんと嫉妬。


みなさんもそういうイライラしてしまう対象の人物がいたら、是非教えてください。
ちなみに私は他にもたくさんいます(えへへ)



そもそも嫉妬とは?


嫉妬とか人に対する嫌悪感って、とっても便利なんですよね。

なぜなら、

私たちは、自分の興味のないものには嫉妬をしないから。
私たちは、自分が価値を見ている対象にしか嫉妬をしないから。


認めたくないけどね!


例えば、
3000万円以上するフェラーリに乗って街中を走り、みんなの視線を集めている人がいます。
かたや、高性能カメラ&アプリで超自然に盛れる自撮り写真が撮影できる最新スマホを入手した人がいます。

あなたはどちらの人に嫉妬しますか?
私はスマホ。


例えば、
まるで5つ星ホテルのスイートルームのようなお部屋ばかりのデザイナーズマンションを購入した人がいます。
かたや、飼い猫がのびのびと家中を歩き回れるようにとキャットウォークがはりめぐらされた一軒家を建てた人がいます。

あなたはどちらの人に嫉妬しますか?
私はキャットウォーク。


これ、答えって別れてきますよねー。
だってみんな何が好きなのか、何を大切にしているか、何が優先順位が高いかはバラバラだもん。

なので、普段は「嫉妬」っていう感情があまり好きじゃない人でも、こうやって考えてみると楽しくなると思うんです。

自分がどんなものに価値を見ているかを知ることができるし。

何なら、他人の嫉妬している話なんて、その人の人柄がつつぬけになるので聞いてて楽しいです。


だから、この嫉妬という感情に注目していくと、「自分の価値」が探しやすいんですよね。



自分の価値を知る方法①


まず、材料を用意していきましょう。

ちょっとイメージしてみてくださいね。


例えば、会社でのこと。

あなたの同僚Aさんは仕事ができる人ではあるけれど、他の人との協調性があまりないタイプです。自分の仕事は着実にこなすけれども、周りの人たちが困っている時、自らすすんで声をかけたりはしません。そんなんじゃ職場の雰囲気もよくないし!と、自分の仕事も手一杯なのに、誰かが困っていたらできる限り声をかけるようにしているあなた。
そんなある日、上司がAさんのことを直接褒めているシーンを見かけてしまいます。

上司:「いや~Aさんはいつも仕事が完璧で素晴らしいなあ~。いつも助かっているよ。これからもみんなをよろしく頼むね。」

Aさん:「はい、分かりました。」

あなた:「     」


このとき、人様には到底聞かせられないような汚い言葉を皆さんなら吐きますよね?(私は吐きます)
それで大丈夫です。
心の中、お風呂の中、布団の中は自由です。
思いっきり吐き出そう!


「私はいつも周りのみんなのことを考えて仕事をしてるのに!」
「自分の仕事がたとえ大変な時も手を止めて周りの人を助けようと思っているのに!」
「私だって本当は自分の仕事をしていたいのに!」
「それを我慢して職場みんなのことを大切にしようとしているのに!」
「Aさんは何も犠牲にしていないんだから仕事ができてて当然じゃない!」

「なのにAさんだけが褒められて、あたかも職場はAさんのおかげで上手くいってるような評価をされてるっておかしくない!?」


こんなふうに私だったら感じちゃうと思うんです。

納得がいかないし、認めたくもないけど、上司に褒められてるAさんに嫉妬してしまう。


つまりこのシチュエーションだと、私は

  • どんな時も他人を思いやること
  • 自分を犠牲にしてまで誰かを助けようとすること
  • 上司や会社に評価をされること

が価値あることだと思っているみたい。

さらに、

「それを私だってやっている!本当は私だってできている!誰か!私のことも認めて!褒めて!!」と私は心の奥底では切望しているってこと。

ああ書いてて恥ずかしい。


皆さんもこうやって嫉妬していく人(できれば私みたいに無性にムカムカしちゃうぐらいの嫉妬)を思い浮かべてほしいんです。

そしてどういうところに嫉妬してしまうのか、中身をぜひ細かく書き出してみてください。


それが、あなたにとって、とても大切なもの。

あなたにとって、価値あるもの。


まずはそれを知っておきましょう。

そして、

「私には、どんな時も他人を思いやるところがあります。」
「私は、自分を犠牲にしてまで誰かを助けようとします。」
「私は、上司に褒められるぐらい会社のために頑張っています。」

こんなふうに、自分自身で認めていくのが理想的です。

これですんなり自分の中で浸透していく人もいますが、大体の人は抵抗が出てくるもの。

なので次のステップに進んでみましょう。



自分の価値を知る方法②


この方法で、私のケースに当てはめてみたいと思います。

きつねダンスに対する私の嫉妬を細かく出すとこうです。

  • 可愛いくて若い
  • あざとい
  • 人を惹きつける
  • みんなに愛されている

これを自分の価値なんだと思って、読み上げてみます。


「私は、可愛くて若いです。」
「私は、あざといです。」
「私には、人を惹きつけるところがあります」
「私は、みんなに愛されています」


た、耐えられない…/(^o^)\


カウンセリングでもよくこういう反応をするクライアントさんをよく見かけます(笑)
その気持ち、私もすごくよく分かる。


そう。知れることはできても、こうしていざ自分のこととして認めることがなかなかきついいんですね。


実は、ここで大切なポイントがあります。

もし皆さんが、方法①でご紹介したやり方では抵抗が強すぎて無理!受け取れん!な場合、今からご紹介する方法を試してみてください。


Q. あなたが嫉妬してしまう人(対象)が持っている要素。同じ要素を持っているのになぜか嫉妬しない人っていませんか?それはどんな人ですか?


例えば私の場合、きつねダンスに嫉妬してしまう要素、

  • 可愛いくて若い
  • あざとい
  • 人を惹きつける
  • みんなに愛されている

この要素を全部持っている人物なのに、「なぜかあの人には嫉妬をしないな〜」と思える知り合いや芸能人が何人もいるんです。

皆さんもぜひ、該当する人がいないか、よく考えてみてください。
そしてその嫉妬しない人はどういう人なのかを書き出してみてください。


私の場合、なぜか嫉妬をしないその人は、こんな雰囲気の人です。

  • 可愛くて若いのに、謙虚さもあって落ち着いた話し方をする
  • あざといのに、実は知的なところがあり、造詣が深い
  • 人を惹きつけるのに、それを鼻にかけたような雰囲気を出さない
  • みんなに愛されているのに、世界は自分中心だみたいな考えをせず、周囲への感謝の想いを常に持っている

これって、私が相手に嫉妬しちゃってるんだけど、それを上回るぐらいに相手のことを尊敬しているってことなんですよね。
普通だったら嫌いな奴認定するところ、賞賛したくなるほど大好きなんです。



下線を引いた文章のところ。

それが、私にとってもっともっと価値のあるもの。

私の人生で大切にしていたい価値観。


これは心理学の「投影(とうえい)」という作用を使った方法で。
投影っていうのは一言で言うと、「自分の心の内にあるものを、外の世界に映し出して見ている」という作用のことです。


方法①で出したものも私にとっては大切なもの。
だけどこの下線で引いた部分も、自分にとっては大切なもの。

どっちも私が大切にしたい価値です。

そして、どっちも私はすでに持っているはずなんです。
なかなか信じられないけどね。


皆さんもぜひ、なぜか嫉妬をしないその人を観察して、その人の価値をたくさん書き出してみてください。

この方法で書き出せた要素の方が、方法①よりも受け取りやすいかもしれません。


「私には、謙虚さがあり、人を落ち着かせます。」
「私には、知的なところがあり、物事をよく深く考えます。」
「私は、鼻にかけない素直さがあり、人を居心地良くさせます。」
「私は、周囲への感謝の想いを常に持っています。」


声にあげて読み上げましょう。


1個でもいいんです。
自分の価値を1個でいいから、まずは知ること。

そうやって自分のことを見てあげるってことが何より大事。

受け取れてるかどうか、よりも大事。
認められてるかどうか、よりもぜんぜん大事。


そうすると、自分の見え方が変わってきます。
見える世界も変わってきます。

自己否定を和らげたい、自分のことを少しでも好きになりたいと思っている皆さん。
ぜひあなたのケースで置き換えて、想像してみてくださいね。

私の価値を教えてくれたきつねダンス、おかげでちょっと好きになりました!


今日も一日無事に生きてくれてありがとう。
おやすみなさい。


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