先日会社を退職した時に、素敵な花束をいただきました。
花束が入らない自撮り。本当はもっと大きかったです。 |
女性あるあるですが、花束をもらえることって案外無いよね!
みんなはどうなんだろう?
なんとなく「お花綺麗だな〜」とかは思っても、お花を実際に買うってちょっと敷居が高くないですか?
「プレゼントは絶対に花束がいいです!」とかおねだりしますか?
(だってピンクと白とか可愛すぎか…)
個人的には、ブーケセラピストの咲凜さとさんのセッションを受けたら、お花への価値観が変わるのでは?と前々から気になってはいます。
でも、いただいたお花には罪はない!
大きな花瓶なんて持ってないので、お家にある花瓶として使えそうな物たちをかき集めます。
花の |
向きが |
分からない! |
すごい!!
散らかった部屋が綺麗に見える!!!
埃もそのまま、物もそのまま。
でも全然アリ!!
これ、写真で良く見えてるとかではないのです。
実際のお部屋にいる感じも、お花でめちゃくちゃ気分が上がりました。
なんと旦那さんも。
夫「お花、イイねー!!」
お花を見て喜ぶ旦那さんを見て、今まで雑多な部屋で掃除も大してしてこなかった私のもと、彼は虐げられていたのではとちょっと(本当にほんのちょっと)思いました(笑)
普段、着飾ることよりも機能的なものを追い求めがちだったり、ゆったり過ごすことよりも効率性を重要視しがちだったり、忙しすぎてお家の中がぐじゃぐじゃになりがちだったりな我が家。
そういう時って、時々でいいから「気持ちをゆるめる」ことが大切だと言われています。
現代人は特に、なんでもバランス、ほどほどに、です。
私たちも頭では分かってるんですけどね…。
その具体的な例として「お部屋にお花を飾る」があるんですよね。
うちの旦那さんを見てると、男女問わず良さそうです。
しかも、花束をいただいた時の申し訳なさが消滅しました。
ぎゅーぎゅーに押し込んだから葉っぱ部分がすごいぎゅーぎゅー |
実際に飾ったお花を見て「わ〜きれいだ〜〜」と純粋にお花の可愛さにデレデレできるようになりました。
だって汚いところよりも、きれいなものに目がいくじゃないですか。
目の前にある「わぁ」という感情を感じているから。
その瞬間は自分の中の「申し訳なさ」なんて鼻くそみたいです。
しかも私の場合、
「こんな綺麗な花を飾っちゃうなんて、私もやるじゃん」となぜか自画自賛するように!
根拠なき自信こそ最強です。
「なんならちょっとぐらい机を拭いてあげようかな」と台拭き取り出したり!
すぐ砂?が積もるのはなぜ…
「ついでにここも掃除してあげようかな」と机の上や椅子の上が片付いたり!
椅子の上って物置化しませんか?
結果、お家がちょっと(本当にほんのちょっと)綺麗になりました!
ちょっとでも素晴らしいよね。
ちょっと違うだけで、めっちゃ違う〜。
という感じで、お花を飾っただけで、自己肯定感がいい感じに上昇しました。
あとは多分、「丁寧な暮らしみたいでアタシいい感じ」的な、世間からの承認欲求を自分一人の世界で満たしているような効果もあると思います(笑)自分に酔ってるというか。
でもこの「自分で満たしてあげてる」ってすごいことで、とても平和ですし、影響力が尋常じゃないんですよね。確実に満たされるんです。
なので、自分に酔うってめちゃくちゃオススメです。
そしてなんと、花束をいただいた時の「申し訳なさ」が鼻くそレベルに小さくなったことで、「こんなきれいなお花をくれて、本当にありがとう」という職場のみんなへの感謝の思いがいっぱい込み上げてきました。
自然と人に感謝できないとき、恩恵に気がつけないときは、自分の中のネガティブな感情が邪魔してしまっているだけなんだなぁと、大切な気づきを与えてもらったエピソードでした。
よくカウンセリングでも、短所を長所に変えるワークをしたり、問題から価値を見るワークをします。
これって「思考」を使ってるんですよね。
自己理解のために取り組むワークだからです。
でも中には、思考がとっ散らかってうまくいかない時があったり、考えすぎて頭の中ぐるぐるしちゃう時っていうのがあります。
(私はしょっちゅうです)
そういう時は「体感」を使って、身体にその感覚を覚えさせるという手法もあるんですよね。
今回の私のように、いつも通りの汚い部屋の中に、きれいなお花を置くと、そこに目がいきます。その瞬間は、自分の中の申し訳ないっていう気持ちに目が行きません。お部屋も汚いままだけど、きれいなお花に視線を奪われます。この時、頭の中が一瞬だけ静寂になるんです。
ほんの一瞬でいいんです。
一瞬だけだけど、ほら、今はこっちを見つめてるよね。っていうのを身体に覚えてもらうんです。
自分の中にある申し訳なさとか、不甲斐なさとか、悔しさとか、惨めさとか、そういうのはまだあるんだけど、そっちじゃない方を見るっていう練習です。
このフォーカスする部分を変えるという行為は、気分転換や自分のご機嫌とりがなかなかできない人にもおすすめの練習方法なので、騙されたと思ってぜひやってみてください。
「あ、これか」っていう、一瞬を感じてみるんです。
その一瞬から広がる新しい気分を選ぶか、今までの気分を引きずるか。
あなたが好きに決めていいんです。
そうやって、自分で自分の気分を良くしたり、上手に自分のネガティブな感情と付き合えるようになると、だんだん自分の中の「感謝」や「優しさ」が存在感を増してくるんですよね。
そして、それらがそのうち「○○したい」といった能動的な想いに変わるんだと、私は100%信じてます。
私がお花を飾って10日が経ち、花たちは徐々にしぼんで枯れてきました。
これからもお花を飾りたいなぁという気持ちはあるので、面倒くさがり屋の私でも長く楽しめるお花を見つけて、いい塩梅で続けてみたいなと思います。
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