短気で気分屋なワタシのパートナーシップ論。

2024-03-12

私がカウンセラーになった経緯③ 死んでも嫌なこと


こんにちは!
心理カウンセラーの徳永麻由子です。

なんで私が心理カウンセラーという仕事を選んだのかについて経緯をご紹介しているシリーズ。


今回で最後だと思ったら、全然終わらなかった/(^o^)\

絶対短くまとめることができない女です。

でも昨日「私は長ければ長いほど好きです(笑)」ってコメントいただけた!なんて 物好き 奇特な方!ハグしたい!!


さくさくっといくぞー!

【私がカウンセラーになった経緯】
①徳永は文句ばかり
②不毛な恋愛とダイエット
③死んでも嫌なこと(本記事はこれ)
④猫と聖書と心理学



母の背中



ちょうどその頃、当時一緒に住んでいた私の母が、イキイキとしておりました。

50歳を過ぎてから、「お母さんこの勉強がしたい!」と言い出して、大金をはたいてスクールに通い始めたんです。


「お母さん、中学生の頃は勉強が苦手で、テストの順位もビリから何番目とかそんな子だった」って聞いてたのに、真夜中遅くまで勉強するようになったり。

参考になる教材や本を買い漁ってはもくもくと読みふけったり。

それまでごくごく普通のお母ちゃんで、ごくごく普通の会社勤めで、他界した父の代わりにまだ家のローンも返済中で、ザ・堅実、ザ・石橋みたいな人だったのに。


それが「自分の貯金を自分に投資したい!」と言って何年間も努力して、それがだんだん実を結び始めた頃でした。


すんごいイキイキしてた。


母は、自分の人生を自分の足で歩んでるって感じで、私にとってはその情熱がすごくまぶしかった。


「勉強嫌いな人が、夜中まで勉強するとはなにごと…」
「大人になってもこんなにやりたいことに出会えるのか…」
「家とか子どもとか背負うものがあるのに、自由にしていいんだ…」
「大金をはたいてでも学びたいって思えるってすごい…」


母に対して、私は「うらやましい」って気持ちでいっぱいでした。


「いつか私も母のように情熱を注ぎたいって思えるものに出会えたらいいな~」って想うようになったんです。



死んでも嫌だと思ってたのに①


たぶん私はどこか、ずっと母を見下してたというか。
もともとそんなに頼りがいのある人とは思ってなかったんです。

でもそんな母の「すごいな」って思えるところが見えてきて、「うらやましいな」って憧れるようになって、私の中でちょっとずつ母のことを尊敬するようになったんだと思います。生まれて初めて(失礼)


そのおかげかなんなのか。


「私、実は、片思いで悩んでいる男性がいてね…」ってことを母に打ち明けてみました。

切腹する想いで。

それぐらい必死だった。


母は思いの外、私の話を落ち着いた感じで聞いてくれまして。

すごく肩入れするでもなく、突き放すでもなく、私のことを温かく見守るようなアドバイスを言ってくれた気がする(あんまり覚えてない)


私が自分の身の上話を、家族に打ち明けたのは、これが初めてでした。

相談したところで解決にもならない。
そんな話を他人にしたのは何年振りだろうと思ったんです。



死んでも嫌だと思ってたのに②


20歳ごろから生理がほぼない私。

昔から「自分の中の女の子らしさ」というものに嫌悪感がいっぱいだったこともあり、生理がこなくなってもほぼ放置でして。

「本当は病院に行かなきゃいけないよな~」「本当はピル飲まなきゃいけないよな~」と頭では分かっていたんですが、それを8年ほど無視。


産婦人科の病院に行くことがすごく嫌だったから。


あそこには「女性であること」を受け入れてる人がたくさんいる。
幸せそうに旦那さんと一緒に座っている人がたくさんいる。
結婚も出産も手にした人がたくさんいる。

そんな人たちを見るのが死んでも嫌でした。

投影だよ。


でも、ダイエット目的で飲み始めた漢方のおかげで、東洋医学や健康にちょっとずつ関心を持つようになった私。

そのおかげか、決死の覚悟で(泣きそうな想いをしながら)8年ぶりに産婦人科に行ってみようかなって気になりました。


そして、その病院の待合室で私は、「私、やっぱり彼氏がほしい!」ってどエラく痛感することに。

詳しいいきさつはこちら▼
「泣く」「涙」と聞くとネガティブなイメージがつきものですが、泣きたくなるその感情の下には、あなたが本当に望むものが隠れています。望んでいるけれど手に入らない、愛したいのに愛してはいけないと思った等。自分の中の悲しみを無視せず、そこから本当の願いを知ることで、自分とつながることができます。


私は「自分の知らない自分が、まだまだいるぞ」と実感しました。



死んでも嫌だと思ってたのに③


私は「関節リウマチ」持ちです。

簡単にいうと、自己免疫の暴走みたいな病気で。

通常だったら、外から体内に侵入してきた細菌やウイルスなんかを排除しようと、生物には「免疫システム」というのが備わっているんですが。
その免疫システムが、自分の皮膚・筋肉・関節なんかをエイヤ!エイヤ!と攻撃・破壊していく病気です。

(若い女性の発症率高め)

私の場合、両手の関節がデコボコ折れたり肥大していく。


私はこれがちょうど10年前ぐらいから、すごく進行し始めちゃいまして。
関節が痛いので、だんだん指が使えない&重い物が持てなくなってきた頃でした。


私それまで、学校の身体測定で握力が男子と同じぐらいあったんです。


昔から筋肉質で骨太体型なので、馬力はあるほうで。
大人になってからは肉体労働(造園業)やジム通いの経験から、肩や腕の力も鍛えられてました。

それがずーっと自慢だった。


だから家族の中で力仕事する役は(父の他界後は)ずっと私。
職場で重いものを運ぶときは、男性陣と私。


なのにリウマチが進行して、ある日、水筒の蓋が開けられなくなったんですね。


私はキッチンで一人、泣きました。

すごく惨めで。
もう死んだ方がマシだってぐらい悔しかった。

武士かッ Σ┗|゚д゚* |


だから、職場ではしばらく無理して頑張って重い物を持ち続けてました。

でもだんだん痛さに耐えられなくなってきて。
しかもだんだん症状が進行してきた感じがして。


意地よりも恐怖のほうが勝ち始めたとき、初めて職場の先輩男性にこう言ってみました。


「すみません、これ、すっごく重くて…(本当は頑張れば持てる)。あっちに運ばなきゃいけないんですが、代わりに持ってもらえませんか…?実は手が痛くて(以下言い訳が続く)」


全裸になるより惨めだった。

なったことないけど。


でもその先輩は、私の言い訳なんか聞きもせず、「よかよー」って一人でさくさく運んでいってくれたんですね。


彼の背中を見送りながら、私は呆然。
でも心臓は全力疾走でもした後か?ってぐらい心拍数が上がってて。
そしてお礼を言うのをつい忘れてしまってました。


「これこそ私の唯一”人よりできること”だ」ぐらいに思ってた私の自慢の握力と腕力。

その役目を自分から降りる初めての出来事でした。



なぜかうまくいきだす仕事


こういう出来事があったころ、なぜか私の仕事運が上昇しだしました。

それまで全く自己開示できなかった人間関係がすごく楽になったり、上司に恵まれたり、会社に評価してもらえるようになったり、昇進したり。


もともとは就職活動が嫌で現実逃避のために進学した大学院を1か月で中退した私なのに。

実家で無職&引きこもりになって、ネトゲとアニメに逃げてた私なのに。

やるべき手続きを全部ほうっぽり出して、クレジットカードを1枚も作れなくなった私なのに。


「そんな私でも、社会の役に立ててるんだ!?」ってびっくりしました。


もう少し詳しいお話はこちら▼
心のお悩みに心理学を使って対処するのがカウンセラー。でも私、心理学に出会う前に、自己肯定感がたまたま上がった出来事がいくつかあります。人の目ばかりを気にして生きてきた人、自分の想いをうまく人に伝える勇気がない人など、皆さん自身が普段の日常生活で対処できる方法、知りたくありませんか?

それまでどれだけ人に褒められたとしても全く信じてなかったのに、会社で「目に見える変化」が現れたことで、やっとちょっとずつ私は自分に自信を持てるようになったんですね。


でもあくまでそれは、社会面でだけの自信。


肝心の片思いの彼との関係はいっこうに変化はありません。

なんなら、より激しくなる一進一退\(^o^)/


だから、「こうして振り返ってみるとどれも良い経験だったんじゃない?」と感じるような出来事も、当時の私はそんなに嬉しくはなかった。


「どうやったら彼に好かれるか?」
「どうすればまたあの笑顔を見せてくれるのか?」
「仕事ができてもあの人に好きになってもらえないなら意味が無い」

そんなことばっかり考えてました。


しょうがないよね。
いろいろ気付くまでに時間はかかるもの。

次回で最後!
この状態でどうやって進んでくのか?についてのおはなしです。


今月もたくさんのお申込みありがとうございます!


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