短気で気分屋なワタシのパートナーシップ論。

2024-03-20

「やりたいはずなのに決断できない」決めきれないあなたのための実用ワーク


最近ぽかぽか小春日和の日差しが多いので、お部屋に飾ってる観葉植物たちを窓際で日向ぼっこさせていました。

そしたら昨日あたりから葉っぱが全部柔らかくなってしまい、ふにゃふにゃに…。

冬のペースに慣れきってて、やべえ一度も水やりをしていなかったせいだと気付き、カラッカラのポットに慌てて水をあげましたが、全く回復する気配がありません。
元・園芸ショップの店員なのに毎年植物を枯らす女、徳永麻由子です。こんにちは!


最近、いろいろなお客さまから同じようなお問合せがトトトンッと続きまして。


どんなお問合せかというと…


「徳永さんは根本さんのリトリートって行かれたことありますか?5月にあるんですが、行こうかどうか迷ってまして…」

お弟子さん制度の募集がもうすぐなので迷ってて。そもそも私なんかが続けられるのか?という不安が付きまとってて決断できずにいます…」

「痩せなきゃと思ってジムをいくつか見学したんですが、またバカにされるかもと思うとなかなか踏み出せずにいて。こんな自分が嫌になります」

「本当は離婚したいのに、もうずっと夫と話し合いができていなくて…。自分から言い出すのも面倒くさいというか、しんどいというか。」


『自分は本当はどうしたいのか、分からなくなりました(T_T)』(みんなの声)



丸まって隠れたいのか構ってほしいのか分からないハリネズミ(鬼カワ)


あるあるー!

最初は「やりたい!」「やってみたい!」って思うんですよね。

で、思ってるうちはまだ行動しようっていう気になったり、実際にちょこっとは行動がともなうんだけども。

だんだん時間が過ぎるとともに「やっぱり気が向かなくなった…」「いろいろ不安が出てきた…」「うまくいかなかったらどうしよう…」「そもそも私にはやっぱり無理なんじゃない??」っていう想いでいっぱいになるっていうね。


わかるわーーーーー。


実は私もものごっつい他人軸だし、「いい顔しい」で見栄っ張りなところがあるくせ、いざ行動しようとするとチキンになっちゃうような人間でして。

だから私もしょっちゅうそんなふうに悩むことがありました(今もな)


その最たるものが「結婚式を挙げたいのに挙げられない」問題。


私は昔から「結婚願望ないのに結婚式願望のある子」だったんですね。

大学生の時は、ホテルの婚礼課でアルバイトして、他人様のウェディング姿を特等席で見続けてはひとり勝手に何度も感動するという生活を送ってました(時給泥棒)


そんな私も数年前に結婚したというものの、いろんな理由をつけては未だに行動にうつせてません。てへへ。


「結婚式を挙げたいのに挙げられない」っていう相談をするため、何万円とつぎ込んでカウンセリングを受けていた時期もあってですね。

また、お得意の背水の陣作戦(締め切り直前に汚尻に火が付くタイプなんで)でいこうと思ったこともあって、超多忙で売れっ子で時間をそうそう作れない恩師(根本さん)のスケジュールを先に押さえちゃえば、さすがの私もプレッシャーから動くだろうと思いきや、とんだ岩。

まったく動きませんでした。

徳永にとって根本さんってその程度の存在では…?っていうツッコミは無しだよ!(人の目を気にする女)


で、昨年の夏~秋ごろに、自分で自分にあることを問いかけてみまして。

そのおかげで、今はもう「結婚式は、まあ一旦もうどっちでもいいのかもなあ。挙げたくなったらまた考えようかな」って感じでなんだかスッキリしました。


それまでは「何も気にせずに結婚式挙げられる人はいいなあ」とか「このまま挙げなかったら、後から後悔するよね~それも嫌だなあ~」とか「でも乗り越えなきゃいけない壁(費用やゲストの事情など)がいっぱいあるし~~」ってことで頭がいっぱいだったのに、それ以降どうでもよくなっちゃって。


それよりも今の私にとって「もっと大切なこと」が見つかったので大収穫でした。


なので、私と同じように「やりたいのにできない」「興味はあるのに行動できない」と悩んでいるあなたにとって、少しでもヒントになるようなものをご紹介できたらいいなあと思います。

ならなかったらごめんだよ。


今日ご紹介するのは、実践的なワーク。

ぜひあなたのケースを想像しながら試してみてくださいね~!

 用意するもの 

  • 紙とペン
  • もしくはスマホのメモ帳アプリ


ちなみに、この記事のワークに取り組んでくださったお客様から驚きのご感想をいただきました!
ありがとうございます!
先日の記事「決めきれないあなたのための実用ワーク」を書いたきっかけというのが、悩んでいる内容は違えども、同じように「決めきれぬーー!」と雄たけびを上げてらっしゃるお客様がたくさんいらっしゃったからなんですが。なんと最近、お2人からすごく嬉しいご感想をいただきまして。これって、他の皆さんにも希望の光に



◆ワーク1 ポジティブな理由とネガティブな理由を書き出してみよう


だいたい私たちが「何か決断できないとき」とか「悩んでも悩んでも決めきれないとき」っていうのは、「本当にできるのかどうか?」系の声が頭の中をぐるぐる回ることが多くないですか?


「私なんかにできるのか?」

「お金無駄にならないか?」

「これだけの費用(労力)を費やしたのにモノにできなかったらどうするの?」

「うまくできなかったらどうしよう。バカにされるんじゃ?」

「みんなばかり結果が出て、私だけ取り残されたらどうするよ?」

「ダサいなこいつって思われない?」

「できないやつだって思われたくない」

って感じで。


このままじゃ一生ぐるぐるしちゃうので、面倒くさいかもしれないけど、一旦紙(メモ帳アプリ)に書き出してみます。


◆ワーク1

あなたの今のぐちゃぐちゃとしている考えを「◯◯したいから」っていうグループと、「でも本当にできるのか?(こうならないか?)」系の不安なグループに分けて書き出してみましょう。


ちなみに私の結婚式を挙げたい理由と不安系の理由はこんな感じ。恥ずかしいぐらいに超他人軸&自意識過剰!(クリックで拡大できるよ)


私たちがリトリートセミナーに行きたい!ジムに申し込みたい!結婚式を挙げたい!って思っていも、こういった「でも本当にできるのか?」系の声たちがすごく大きく頭の中にこだまするんですよね。


しかもその声がめちゃくちゃもっともらしく聞こえる。


客観的な意見に聞こえるし。
論理的というか非常に現実的で納得しやすいセリフなわけで。
なんならこれに近いことを昔親に言われたことあるわーとか思い出したりね。

だからついついその声に、耳も心も傾いちゃうんですよ。

頑張って追い払おうとするんだけど全然消えてくれないし、消えたとしても秒で湧いて出てくる。

これが私たちの心の不安材料になってるってわけです。



ポイント1 決断できなくて当然


でですね。

「◯◯したいから」っていうグループと、「でも本当にできるのか?」系のグループに分けて書き出したみなさん。

ちょっとその紙を眺めてみてほしいんです。


書き出した内容の数の比率はどんな感じですか?


恐らく私と同じように、「◯◯したいから」っていうグループの内容よりも、「でも本当にできるのか?」系のグループの内容の方が多くありません?

違う人がいたらごめんだよ。


だったら、

「そりゃあなかなか決断できないのも、しょうがないよね」

って思いません?


まずはこの意識がとーっても大事だと思ったんです。私。


私が実際に書き出した時は、「こんだけゲストのことを思い浮かべちゃうんだから、そりゃあ動けないわけだわ」って心から納得しました。

ゲストの人たちが誰一人欠けることなくみんな困ってない時っていつ?
今は全員100%喜んでくれるタイミングなの?
…ってそんなタイミング、私が来来来世に生まれ変わっても絶っっっっ対こないやん。


だからまずはそんな今の自分の状態を知る。

それが今の私なんだって知る。

これがスタートラインだと思ったんです。



ポイント2 正しさのものさしは使わない


で、このときにですね。


どの考え方は大人として正しいのか?とか、そういうことは考えないっていうのがポイント。

だって、その声が正しいって判断してしまうと、対極にある声が間違いだってことになっちゃうでしょ?

どっちも自分の本音なのに。


自分VS自分という構図が心の中にできちゃうと、それが対立しあって、自己否定や葛藤を生むことになっちゃうんですよね。(徳永の半分はこれでできてました)


「本当にできるのか?」系のセリフたちは、私たちができる限りもう傷つかないようにただ守ろうとしているだけ。

大声で頭の中と心の中をかき乱して、もっともらしく聞こえるセリフを大声で叫ぶことで、私たちの注意をひきたいだけ。

だから決してどの声も悪者じゃないんだってことを私は強く意識するようにしました。


「正しさのものさし」を持ち出すかどうかは自分自身。


私は昔も今も他人軸で自意識過剰なんだけど、それが私なんだからしょうがないんです。



◆ワーク2 深掘りしよう


とはいえ、「本当にできるのか?」系の声に耳も心も傾いちゃって心労が絶えません!!ってなると思うんです。

なので私も、もう少し意識を向けるところを深めてみました。


◆ワーク2

ワーク1で書き出した理由たち。そう思うのはどうしてですか?◯◯できたら、あなたはどうなるんでしょう?◯◯できたら、あなたはどういうことがしたいんでしょう?


これはもし可能なら、全て深掘りしてみてほしいんです。

深掘りした内容が他と被ってもいいので、とことん。


深掘りしたら私の中の心のブロックが余計際立った(クリックで拡大できるよ)


最近、この件でやり取りしていたお客さまはこんな理由も出てきたみたいなんです(一部抜粋)

「自信をもって毎日楽しく過ごせるから」

「自分は自分でいいんだって思えるようになるから」

「これが私の幸せなんだって堂々と思えるようになるから」

「誰かのために自分の能力を使っていきたいから」


めっちゃ素敵!!

こんなふうにどんなものでもいいので、書いててワクワクしてきたり、心が温かくなったり、ちょっと前向きな気持ちになれたり、そんな理由が出てくるまで繰り返して深掘りをしてみてほしいんですね。

自分なりのワクワクでいいから。


私が深掘りした内容には、心のブロックだとか他人軸さだとかたくさん問題が出てきて「お前まじでカウンセラーなんか?」ってセルフツッコミが聞こえてきたけど、いい顔しいの私はやっぱり、いろんな人の幸せを考えずにはいられないみたい。



ポイント3 本音をただ眺める


ワーク2で深掘りした本音たち。

私はポジティブなことも、ネガティブなことも、どっちの理由も行ったり来たりしながら眺めてみました。

「ああ、そうそう。こう思ったから私は結婚式挙げたいって思ってたんだよなぁ」とか「そうなんだよ~これがネックで私は決断できないでいたんだよね~」とか。

そんなことを想いながら、ただただ眺め続けました。


ここで無理に答えを出そうとしたり、自分をどっちかに納得させようとしないっていうのがここでのポイント。


だってどっちも本音なんだもん。
(ホンネホンネうるさくてごめんだよ)


私たちってよくやっちゃいがちだと思うんですけど、ここで思考を使って無理に決断すると、後々不満が出てきて結局モチベーションが続かないことがあるんですよね。

あちゃーーーって私はよく後悔しがち。


判断もせず、対立もせず、無理に決めず、ただただ理由を眺めるっていう行為は、自己受容に近いプロセスだなって思うんです。


解説のようで解説じゃないかもしれないけどこちらもよかったらぜひ▼
セルフカウンセリングの方法③気分が上がり下がりしやすく、感情に飲み込まれがちな人にとって大切なのは、俯瞰する力。自分の感情に飲み込まれなくなっていって、ちょっとした余裕が出てくると、思考がだんだん働く余裕がでてくる。感情を昇華する車輪」と「思考する車輪」の両輪をゆっくりまわしてあげる。感情をちゃんと


「どっちも私の本音だよね~」
「そうそう、矛盾する気持ちだってあるよね~」

『今の私ってそういうもんだよね~』


そんなふうに思えたら最高に楽だと思いません?


「そんなの思えない!(=思いたくない!)」「これが私の本音だって思いたくない!(=許せない!)」って思ったとしても、何らかの抵抗感があるってことはやっぱり心の奥底ではその想いを持ってるってことじゃないですか。


だから、どれか一つでも目をつむったり、認めないまま・見ないままにして、とにかく何か決断を急ごうとしてるときって、「自分に嘘をついてる」状態とも言えるなあと思ったんですね。


(恐ろしいのが、これが自分のパターンとなっていろんなシーンで本音を言えなくなって、コミュニケーションで悩むってこともありえそう。あ、私のことか。)


だから「どんな気持ちもどんな声も、出てきたものはどれも今の自分の本音なんだ」って、私は紙を眺めながら思うことにしました。


そしたら、自然と気持ちが傾いてきたんです。



私の心はネガティブな理由に傾いたけど…


私にとって「特に大切だなぁ」って感じたものにチェックを入れてみたら、ネガティブなほうに軍配が上がった(クリックで拡大できるよ)



なんか私のやりたいことって、「結婚式」にこだわらなくても実現できるよなって思っちゃいまして。

そしたらなんか、ふっと力が抜けた気がしました。


「結婚式じゃなきゃ叶えられない」って思えないんだから、私がなかなか行動にうつせないのもやっぱりしょうがないんだなあと。余計感じた。


そして、「だったら、まずはこのチェックを入れた想いたちを常日頃から叶えていけばいいじゃん!」って思ったんです。


私は毎日、夫のシゲルさんが喜ぶような夫婦生活を送りたい。

ふたりで楽しいこといっぱい増やしていきたい。

家族や身内のみんなにも会いに行ったり、何か手助けになることをしたい。

遠方の友人たちには時々連絡をとって、楽しく過ごせてるかどうか聞きたい。

お墓参りにも足しげく通いたい。

「私は今、こんなに幸せに過ごしてるよ」って姿をいっぱいみんなに届けたい。


「そのためにも、私は毎日楽しく幸せに過ごしたい!」って思えるようになったんですね。自然と。


(この感覚、私が生まれて初めて「彼氏欲しい!」と自然に思えるようになってから急に恋愛運が開けていったときに似てるなって思った)


だから今の私にとって、結婚式は一旦いいかなと思いました。

挙げたくなったらまたその時考えればいい。


私の心はネガティブな理由の方に傾いたわけなんだけど、その理由の下にあった「私にとって大切にしたい想い」に私自身が納得しちゃったんですね。



全てはベストなタイミングが用意されてる


私たちって、実はもう決めてるんですよ。きっと。

本当はこうしたいっていう想いとか、こう決めたいっていう想いが実はもうみんなの心の奥底にあるんですよね。

でも普段、思考ばかり使う私たちはややこしい考え方ばかりするでしょう?

だから自分の感情的な本音にどんどん気付けなくなってるんでしょうね。


さきほど説明した2段階(ポイント1とポイント3)の自己受容は、そのアクセスしにくくなってる本音をキャッチしやすくなるためのコツの一つなんじゃないかなと思ったんです。


自己肯定感って、自分を叩きのめす努力を止めたら勝手に上がってくものなんだけど、それと同じように、自分の中の矛盾した本音を全部許してあげたら勝手に自分のやりたいことが見えてくるようになるだけ。


だから、食い違っちゃってる思考と感情の方向性というか、軸というか、そういうものを「本来の正しいあり方」に補正してくれる役目があるなあと実感しました。



だから、この並べた本音たちを眺め続けて、自然とどちらかに気持ちが傾いてきたとき。

それが、私たちのベストなタイミングなんだと思うんです。

(第3、第4の選択肢が現れて、そっちに気持ちが向くこともあるよ)


あなたが何か悩んでいる対象で締め切りのようなものがあったとして、その期日までにあなたの気持ちが傾けば、それがあなたのタイミング。

もし間に合わなかったとしても、それは次回以降があなたにとってベストなタイミングってだけ。

気持ちが向いたら、やればいいし。
気が向くまで、やらなければいい。


どう転んだってベストなタイミングが用意されてると思ったら、焦らなくて大丈夫だなって思いません?


私の書き出した本音にはまだまだたくさんの他人軸な問題とか、心のブロックとかがてんこもりなんだけど、それさえも私が解決したくなったら向き合えばいいだけなんですよね。

ブロックや壁があるからといって、必ず向き合わなきゃいけないものでもない。(いつでもかんでも”向き合わなきゃ”って思うことこそ他人軸だしね)

現実逃避という見方もある。


結婚式だってリトリートセミナーだってジムだって離婚だって、やりたくなったらどうせまた向き合う時がやってくるんですよ。


この記事を読んで、「じゃあ今回は申し込まなくていいかもー♪」と納得する方が続出したら、根本さんから舌打ちされる気がしてきた。


ちょうどそんなお話しをしたお客さまからもこんなご感想をいただきました。


わかるー!我々はこう思いがち!


私たちの本音はいつだってバラバラ。
矛盾もいっぱい。
一貫性もなければ、すぐコロコロ変わるもの。

だから、私の思う「私」が、「本当の私」とは限らない。

でも全てはベストなタイミング。
全て完璧。

そんな目線で自分の本音をコントロールせず、自然体で付き合いたいなって思いました。


どうかこの記事を読んでるあなたも自分の本音を無視しないで、「自分はどうしたいのかな?」って考えるときの参考になさってくださいね。


ページの一番下でも「過去に好評だった記事」を多数ご紹介してます。
リンクメニューがあるので、ぜひ読んでみてくださいね。


今月もたくさんのお申込みありがとうございました!
4月分のスケジュールは3/25(月)になったら公開します。


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