体調不良になって気が滅入ってカウンセリングのお客様のこと考えてたら泣けてきたお話し

先日、友人が自宅に遊びに来てくれました。

1歳のお子さんを連れて。

これはもう「掃除やだ」とか言ってる場合じゃねえと思い、子どもが床をずりまわっても、たとえべろべろと嘗め回しても大丈夫なように床という床を徹底的に掃除しました。

おかげでピッカピカ！（床だけ）

ところがその他人様が入ってくる我が家の玄関には、普段使わない大物雑貨やら段ボールに無造作に詰め込まれた物やらで溢れかえってもはや一種の建造物が出来上がっている始末。

（あとはゴミ袋に入れて捨てるだけ、というのがどうしてできないのだろうか？という問いかけを自分に投げつつもう1年近くが経過）

他人様に汚い床は見せられないのにこの建造物は見せられるという自分の心がよく分からない徳永麻由子です、どうもこんにちは。

そそり立つ不用品タワー（見せられないほど汚い）

今日は私の個人的な想いだけの記事です。

昨日、公式LINEのほうで徳永の最近の体調についてという誰得情報を配信したんですね。あ、そこ、「しょうもな」とかツッコまないぞー。

というのも、ここ2週間ほど体調不良でして。

しかも同じように体調を崩されてるお客様も多くて。

「夏風邪を引いた」「アレルギーが悪化した」「コロナになった」「熱中症っぽい」「夜眠れない」「胃腸の調子がよくない」「でも食欲はある」というお声をいただいてたんですね。

そうそう、同じ。

でもそっかーみんなも体調不良かー！じゃあこの機に乗じて私も弱音を吐いちゃおー！（いつも吐いてる）と思い、ここ最近の身の上話と共にLINEで垂れ流しました。

そしたらいつもなんですが、本当に皆さんお優しくて。たくさん心配のお声をいただきました、本当にありがとうございます。私はとっても元気です。おかげさまで回復しつつあります。

なんというか、私が今回体調不良についてお伝えしたのは何もこうして心配してほしかったっていう動機ではなく（それもある）、「私も皆さんと一緒ですよ」ということを伝えたかったからなんですよね。ここ最近ずっと。

ここ最近というか、「ここ最近特に」って感じかな。

もともとそういうメッセージをお客様に伝えたいと思ってカウンセリングをしてきましたが、ここ半年ほどその想いがどんどん増えてきまして。

というのも、私のカウンセリングを何回も受けてくださってるお客様で、なかなか変化を感じられないでずっとしんどい状況にいらっしゃる方や、一進一退の攻防が続いて自己否定をなかなかやめられない方もいらっしゃるんですね。

で、そんなお客様はものすごく真面目なので必ずこうおっしゃるんですよ。

「変われない私はダメなんです。」

そういうふうに感じちゃう状態って全然問題ないと私は思うんですけどね。しかもご本人にとってはそんなふうに簡単に割り切れるものでもないっていうのも分かるしね。だからいつも「そうだよね。そう思っちゃいますよね。」って声をかけ続けてます。

（もちろん良い兆しが表れてたり、実際に行動できてすごいなと思ったところはお伝えしているよ）

でもですね。

「変われない私はダメなんです。」

この言葉をどれだけ寂しいところから言ってるのか。

この言葉をどれだけしんどいところから発してるのか。

そんな想いを今まで何度経験してこられたのか。

そんなふうにお客様のことを思い浮かべては、同じ経験をしてあげられない私自身のことが無性に嫌になります。

私がそのお客様とちょっとでも同じ境遇を味わっていればもっと分かってあげられるのかもしれないのに、って思うんです。もっと分かってあげたいのにそれでも完全に分かってあげられなくてごめんなさいって泣けてくることがあるんです。


あなたの苦しみも。
あなたの寂しさも。
あなたの生きづらさも。
あなたのしがらみも。
あなたの身体のしんどさも。

わたしは全然分かってあげられてない。
それが私は苦しくて、寂しいんです。

まあでもこう思っちゃう私は、「私は本当は他人のことも完全に分かってあげられる存在だ」という慢心的な自信を潜在的に持っているからという見方もあるよ。

くーー思い上がりもいいところ！（←エゴの声）


私自身もそういう気持ちを長い間ずっと一人で抱えてきたのか、あんまり自覚がないんですよね。あるにはあるけど、きっと皆さんより恵まれてたんだろうしな、って申し訳なく感じちゃいます。

人と比べるものじゃないんだけどね。

でもそれでもカウンセリングに来てくださるお客様の苦労を「私は全然分かってあげられてない」「私はまだまだ話を全部聞いてあげられてない」っていう気持ちがここ半年ほどどんどん膨らんできてたなあと、今思い返すと感じるんですよね。


で、ここ2週間私は体調不良だったんです。

アレルギー性鼻炎からの後鼻漏で気管支炎になり、喘鳴をともなう咳が止まらず。変声期を経た私は一時期しわがれ声になっちまいまして。（たまたまカウンセリングが無い日と重なってセーフだった）

あとは頭痛、便秘、胃腸の不調なんかで、「調子良くはない。かといって絶不調でもない。ひたすら低いところを維持してる感じ」みたいな体調だったんですが、こういう不調って皆さんも定期的になると思うんですよ。（今ブログ書いてて、単なる冷房病や夏風邪のような気もしてきた）

インフルエンザみたいに40度近くの高熱がガッと出て、ガッと下がって治る、みたいな体調不良のほうがよっぽど好ましいと思いません？（インフルエンザはもちろん危険な病気だよ）

回復する・元気になるという保証があるからこそ耐えられる絶不調、みたいな心持ちになる人って多いと思うんです。まだマシ、みたいな。

だからこの超低空飛行のなんともいえない体調不良って、嫌なんですよ。

死にそうなほど絶不調か？　ＮＯ！

起き上がれないほどの症状か？　ＮＯ！

みたいな状態だから、

自分の身体を労わるというよりも、「どうやったら気合いが入るか？」「どうやったら早く治るか？」みたいな気持ちで必死になるので、「自分を労わる」という精神がそもそもインフルエンザのときに比べたらほぼ無ですよ。無。

これって身体的・物理的なお話しだけじゃなくてですね。

私って「お客様のことをもっと分かってあげたい」「分かってあげられなくてごめんなさい」とか言いつつ、全然自分のこと分かってあげられてないじゃん、とちょっと今までとは違う角度で自分に絶望を感じました。

と同時に、「ずっと変われない（＝ずっと回復できない）私はダメなんです」と自分に鞭を打ち続けていたお客様がずっと感じていたであろう低空飛行なしんどさ、光の見えない世界がちょっとだけ垣間見えたというか思い出した気がしました。

おお、なんかめっちゃ話飛ぶやん、って思った方すみません。

今日はいろいろ端折ります。

心の問題でも体調不良の問題でも、「どん底まで落ちた方がまだ楽」とか「そうでもならないと私はずっとこのままだ」とか「ああまたこの問題に取り組もうとしたら、お金かけてカウンセリングかー」みたいないろんな葛藤ってあるじゃないですか。なんなら毎日ある。私もそんな感じだもん。

薬を飲んでも飲んでも体調がよくならないのにまた病院に行かないといけない待合室で、私もふとそんなことを感じました。

私は私で「全然私なんてダメだ」って感じてる分野の問題はいっぱいあって、さらに自己開示できてないこともいっぱいあって。でも私はたまたま行動できる分野があって、そこをお客様にはお見せできてるだけなんですね。

じゃあ全部を見せればいいじゃんっていうのは分かってるんだけど、やっぱり自分が長い間蓋をして生きてた部分だから抵抗があるというか尻込みしちゃうというか。で、そんな一面を私がまだ持っているってことが実は嫌なんでしょうね。人に言えない自分の一面を自分が持ってるのも嫌だし、それを他人様にいまだに見せられないっていう現状も嫌。

汚い玄関は見せられるけど、汚い床は見せられない。そんな矛盾があっても別にいいのにね。何ができてて何ができてなくてもオールオッケーなのに。

ってことは、そもそも「私は私自身に”そのまんまでオールオッケー！”って言ってあげられてないやん」「お客様と繋がりたいとか言って私からつながりに行ってないんじゃん」という前提に気付いてしまいました。

つまり私はそんな自分自身をお客様に投影して「分かってあげられなくてごめんなさい」「少しでも孤独じゃないようにつながってたいんです」って泣いてたのか。書いてて恥ずかしいわ。

実際、私の体調もちょっとずつは回復してるんですけどね。自分では全然気付けないだけで。しかもたとえ、体調が回復しなかった＝私の価値はダメダメ、にはなりませんしね。分かってはいるんですよねーーー。

だから「私はダメなんです。」っていう気持ちに一人で向き合うのは難しいと思ったんです。私も一人じゃ絶対無理。そこだけは痛いほどよく分かる。

やっぱりせめて、そう思ってしまうあなたが少しでも孤独にならないように、私はありたい、と改めて思いました。

私はお客様に変化を求めているのでもなく、「私はダメなんです。」の気持ちを打消したいわけでもなく、「そんなあなたとつながっていさせてほしい」という想いだけでこの3年間カウンセリングをしてきてたなと。もう3年か。

締りも何もないですが、今日は私のそんな個人的な想いだけの記事でした。

いつも読んでくださりありがとうございます、みなさん。

体調不良なら、それなりのレベルでいこいうぜと思ってのブログ更新でした。

どうか私とご縁のあるお客様がみんな、少しでも「つながり」を感じることができますように。取り戻すことができますように。毎日お仏壇に祈ってます（突然の仏壇）

こちらの記事にご感想をいただきました▼

ありがとうございます！

徳永麻由子 Official Blog

https://www.tokunagam.page/2024/07/blog-post_51.html

今まで自分なりに助けを求めたけどつながれなかった全ての道のりが、麻由子さんと出会ってすべて報われたなぁと感じました（ご感想）

とても心温まる素敵な内容でした。麻由子さんは、人のために一生懸命になれる愛と勇気がある方だなぁと感じました。　 だってですよ。 お客さんの苦しさをわかってあげられないって 悲しめるって、どれだけ 素敵なことか。 中には、分からないことは分からないと理解しようとせず、簡単に割り切ってしまう人だってた

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