こんにちは!
心理カウンセラーの徳永麻由子です。
先日の記事で、まじめーーーーに反省してる私の心境を垂れ流しました。
なんて暗いオナニーブログ!!
WEB上に公開して同情を集めたいのかしら!!
って自分で思ったんだけど、まあ私ってそういうところあるよね。
こんな私にいつも付き合ってくださるみなさんに感謝しかない。
で、思ったんですよ。
どうして私ってこんなに性格悪いんだろう?
なんでずーーっとこうなんだろう?
かれこれ30年近くこう思ってる。
私もカウンセラー業でお金をいただいている身。
自分の中でセルフカウンセリングをします。
人様のカウンセリングを利用することもあるよ!
せっかくだから、そのときの私の頭の中をしばらくブログにしてみようと思いました。
カウンセラーが落ち込んだとき、自分の頭と心をどう整理するのか?
興味を持つ方がいらっしゃるか分からないけど、ブログ更新しないよりマシよね!
※あくまで徳永の一例です。
ポイント別に記事をまとめつつ(これは記事を短く書くための練習にもなるんじゃなかろうか!)、時系列で書き連ねていこうと思います。
果たして私のこの長年の悩みに、ゴールはあるのか?
どのぐらいで気分は晴れるのか?
記事をいくつ書けば終わるのか!?
途中で飽きてしまわないか!?(これが一番恐怖)
全く予想つかないけど、ガンガンいこうぜ!!!
(ただでも起きぬ性根)
【カウンセラーは落ち込んだとき、どうするのか?シリーズ】
①脳の特性を知る(本記事はこれ)
②悩みを具体化・言語化する
③悩みを眺める
④認知のゆがみを知る
①脳の特性を知る(本記事はこれ)
②悩みを具体化・言語化する
③悩みを眺める
④認知のゆがみを知る
(前置き)向き合う前にやるべきこと
1点だけご注意を。
これから記事に書いていくお話は、「整理のしかた」です。
「悩みと向き合うときの思考法」でもあるし「思考を使って感情を拾ってく作業」でもあります。
なので、何かトラブルが起きて落ち込んだり、ショックな出来事に直面して感情が爆発しそう~~~!っていう香しいときよりも、ちょっと後のお話なんですね。
だって悲しいときは悲しいじゃないですか。
しんどいときはしんどすぎるじゃないですか。
そんなときに思考で無理やり整理するのは、のちのち大変なことになっちゃうわけですよ。
赤ちゃんがおしっことうんちをいっぱいして、おむつの中がパンパンになっている状況なのに、親が「おむつの交換は3時間ごとって決めてますから」って大人側の事情でどうにかしようとしてるようなもんよね。
そんなのかわいそう!
自分かわいそうって思ってあげるの大事。
落ち込んだんだけど、一週間泣きまくったらちょっと心に余裕が出てきたな~とか、友達に愚痴を聞いてもらってたらちょっと気持ちがマシにはなったかな~とか。
そんなふうに、あふれてくる感情は一旦出してあげてから。
その後に、「でもどうしてこんな出来事が起きたんだろう?」という自己理解の段階にきたときに、私がよくやるやり方になります。
私なりの見解ばかり。
まずは感情を感じること、その後に思考を使って感情を整理していくこと。
この順番が鉄則。
感情を感じるっていうのは、「泣きたいときは泣く」「イライラしちゃうときはイライラを出す(迷惑にならないところで)」「前向きになれないときは、無理やり前向きになろうとしない」など。
感じちゃった感情を無かったことにしない、抑圧しないってことね。
まあやりがちだけどね!
ちなみに私は、夫のシゲルさんに「かなしーー!!」とか「げんきでないーー!!」とか「あたしってダメにんげんだーーーー!!」って大声で叫ぶのをただただ聞いてもらうことが多いです。
一週間とか一ヶ月とか。
彼がお仕事で遅く帰ってきても聞いてもらう。
正直すまないとは思ってない。
そうやって時間をかけていっぱい感情を感じてから取り組んでいるとはいえ、それでも 感情→思考→ああまだまだ感情→やっと思考→はい、また感情ー。→思考 っていうかんじで、行ったり来たり。
なので、つらいとき、しんどいとき、イライラするとき、悲しいときなど、きついときはまたどうにかその感情を身体の外に出すようにしましょうね。
悩みを書き出してみる
シゲルさんに何日も大きなため息を聞かせたり、ぐちぐちと弱音を聞いてもらったり。
そんなことを数日続けました。
で、私がまず考えたのは「落ち込んだきっかけを思い起こす」でした。
私は今回とても落ち込んだんだけど(いつものことだけどね!)、そんな私の頭の中でぐるぐると思い悩んでいたことといえば、
- ミニ講座でやらかした
- 昨年末、友人を傷つけた
- 昔から誰かを傷つけてばかり
- ずっと人の気持ちを大切にできてない
- ずっと成長できてない
- ずっと性格悪いまま
こんなふうにたくさん出てきたわけなんですが。
そもそも今回落ち込んだのは、
- ミニ講座でやらかした
から。
脳はテキトー ~時空が歪む~
「昨年末友人を傷つけた」とか「昔から誰かを傷つけてばかり」っていうのは、私の勝手な連想です。
(厳密にいうと、過去は「今の自分」を通して見ている感情なので、同じように感じても実際は別で、「今感じてる感情」が正体だよ)
先週の私はミニ講座でやらかしてしまって、すっごい落ち込んだ。
先月の私は友人を傷つけてしまって、すごい落ち込んだ。
高校の時の私はー
中学校の時の私もー
小学校の時の私もー
これは時間でいうと、全然時期の違う出来事ですよね?
つい最近の出来事もあるし、小学生だからえーっと今から30年前ぐらいのもあるし、時間でいうとバラバラ。
え、待って、30年前ってこわっ。
なんだけど、私にとって「落ち込んだ」って感じ方は、どれも一緒になっちゃうんです。
まるで「今落ち込んでる」かのように感じちゃうんです。
小学生の時に友達を傷つけてしまった苦い思い出とか、今でも鮮明に思い出せちゃう。
みんなもおなじよね。
だから私たちにとってはもう「いっしょくた」な悩みとして頭の中はぐるぐるするし、心もぐちゃぐちゃにかき乱されちゃう。
でもそれは脳が区別つけられないだけ、ってことを私は自分に言い聞かせた。
脳はテキトー ~後ろ向き思考~
しかも、記憶しているものが「ネガティブなこと」ばかりに偏るのも脳の特性。
動物で考えたら分かりやすいんだけど、「命の危険があるものは避けたい」って本能的に感じるのって自然じゃないですか。
だから動物は命の危険にかかわる重大な出来事に直面したとき、恐怖を感じるようになっているんですね。
人間には恐怖以外にも不快感を伴う感情(ネガティブな感情)があるので、こういった感情全部を「今後は避けるべき生命の危機」として身体的に学習していきます。
それはもう強く記憶するようになってる。
だから、楽しい記憶よりも嫌な記憶のほうがたくさん蓄積されてるし、楽しい記憶よりも嫌な記憶のほうが呼び起こしやすい、ってことを知っておくこともとても大切。
それが自然なんです。
よかったらこちらもご参考に▼
悲しい出来事があったときに、その場ですぐ、過去の楽しかった出来事を思い出せる人はあまりいないですよね。
悲しい出来事があったときは、連想して他の悲しかった想いがこみあげてくることってよくあること。
だから、私は「ミニ講座でやらかした」っていう出来事でネガティブな感情を感じて、そのネガティブな感情に紐づいた(かのように感じてしまう)他のネガティブな出来事も、一瞬でパパパパパっと思い起こしてしまったんだ。
と思うようにしてみました。
この「と思うようにしてみた」ってとても大事です。
脳の特性上どうしようもないからね。
後付けでいいから、自分で自分に意識付けすることがとっても大事。
しかもこの記憶の偏りに、もともとマイナス思考だからとか、もともと心配性だからっていうのはあまりあてにならないんです。
脳科学的な本を読んでいると、先天性(生まれながらの性質)と後天性(育ってく過程で獲得する性質)の影響力を比較すると、後天性のほうが大きいらしい。
ある程度は、使い方次第でどうにでもなるってことですよね。
この考え方は希望になるよね。
つまり、私が今回落ち込んだきっかけは?
・今と過去を分けてみる
・ネガティブな時はネガティブを連想してしまうだけ(だから範囲を広げない)
この二つを意識して、「そもそも今回私が落ち込んだきっかけは?」という視点で、自分の悩みを見つめていると、
- ミニ講座でやらかした
これになるんですね。
しかも、ここに至ったとしても、やっぱり悩んでいる状態中。
日によってはまたずどーーーんと落ち込むこともあるわけです。
1日の中でお昼には気分がマシになったかと思いきや、夕方にはまた底辺とかね。
ほら、朝起きたときは顔がぱんぱんに浮腫んでて、お昼には顔がちょっとすっきりしてきたけど、今度は夕方には足がぱんぱんとかね!ざら!
例えが合ってる気がしない。
私はそんな波を一週間前後いったりきたりしました。
場合によっては一瞬で終わるときもあれば、数カ月単位かかることもある。
特に今回はなかなか感情が吐き出せないんですよね。
「だって私が悪いんだもん」で自分も納得してるから、愚痴や文句なんて言えない。
ちびっ。ちびちびっ。
便秘の時に最初出るような「小鹿のうんこ」ぐらいの出し方です。
それでも出し続ける私。
そんな私は「ミニ講座でやらかした」この内容とどう向き合っていくか。
次回はこの出来事をもう少し詳しく掘り下げてみようと思います。
もちろんプロに頼った方が早いし確実ですよ!
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